自律神経失調症の治療
病院に行ってもどこも異常がないあなたは自律神経失調症ですよとか心療内科にいってくださいとか
診断された事はありませんか?最近では異常がないとすべてクズカゴ的診断のように
この病名になることもあるのではと感じるほど多くみられます。

また更年期障害膠原病(線維筋痛症・リウマチ)も同理論において治療可能です。




意外に思われるかもしれませんが・・・
うちにくる患者さんで2番目に多いのが自律神経失調症です。
1番目はダントツで痛み痺れによる疾患です。これは誰でも鍼灸がいいかな〜〜と思うでしょう。
ですが自律神経失調症もかなり多いのです。病院に行っても異常なしといわれ
治療法がないのも原因の1つでしょう。多くの方が鍼灸治療を受けにいらっしゃいます。
病名はそれぞれですがほとんどの方が自律神経の症状を訴えますし病院でその多くは自律神経失調症と診断されます。
また自律神経表現性障害・適応障害・パニック障害・不定愁訴などという診断になるケースもございます。

ただ治療院に来る患者が多いといいましても鍼灸が非常に有効な治療ということまでは案外知られていません。
どこに行っても原因無しといわれなかばあきらめぎみに何も知らずに来院されるのです。
まあその場合は鍼灸の効果にびっくりされる方も多いです。自律神経には是非にと鍼灸をすすめたいのです。

ただ針が嫌いな患者さんや私がみても針よりもよもぎ蒸しや温灸が良いな〜って思うこともありますので
安心してください。インフォームドコンセントをしていますから無理に針を打ちませんので。
ただ食わず嫌いといいますか針をしてみたら全然大丈夫でしたとかもっと痛いと思っていたといわれることがほとんどです。

針ができない方にはよもぎ蒸しや温灸治療やてい鍼という刺さない鍼をおこないますのでご安心ください。





自律神経失調症とは
最近現代女性に広がるストレス性の病気といわれる自律神経失調症について

更年期障害・膠原病の治療方法もほぼ同様なためごらんください。



なんとなく具合が悪かったり疲れやすくめまい肩こりなどがあり憂鬱になる・・・
それが何ヶ月も続くとしたらあなたも自律神経失調症かもしれません。
すごくしんどいのに病院に行っても原因は無しといわれるかたのほとんどは病院で自律神経失調症と
いわれるでしょう。この病気のポイントはすごくしんどいのに検査しても原因がわからず病名がないことで
まわりからの理解もなく本人だけがすごく悩んでいる場合が多くさらに残念ながら最後には精神的にまで
おちこんでいくケースがあることです。それによりうつ病など別の病気へと発展する可能性があるのです。
ですので早めに治療を開始すべきだと感じます。

自律神経失調症の場合症状のあらわれ方は人それぞれで個人差がありますし原因もいろいろです。
西洋医学の場合ある程度マニュアル化していないと対応ができにくいのでその後東洋医学の受診を考える
患者さんが最近多いです。そのなかでも原因がない自律神経失調症には鍼灸が実は非常に有効なのです。
西洋医学では病気を見るため病気がないと病気だと認められにくいですが東洋医学では病気でなくても気血水の失調で
悪い症状がおこると考えているので原因がわからずとも人それぞれの様々な症状に対応できるのです。

ですので周りには理解されにくい症状に対する治療はオーダーメイドの治療である東洋医学による
治療が最適なのです。女性は男性よりストレスに弱いとされています。元々女性は家の中での仕事が
多かったのもそういう事が背景にあるのかもしれません。でも現代では男性以上に社会へと進出する
ケースがでてきて多大なストレスを抱えたまま日々がすぎていく場合がほとんどです。
ストレスによりホルモンのバランスが崩れる事で様々な症状がでてくるのです。
って思っていましたが最近は男性の方も自律神経失調が多いなあ〜〜〜って思う今日このごろです。
ストレスとはただ嫌なことばかりでおこるものではなく嬉しいことでも環境が変わることでもおこります。
例えば出産したり、出世したり、結婚をしたり、嬉しいことなのにこういう環境の変化がストレスとなることもあるのです。



院では4つのポイントを大事にしています。

該当する方は早めにおこしください。


1、冷え症  冷えの場合は主に腹部と背部へ漢方温灸で温かくあたためていきます。
    また強い冷えの場合は足浴を自宅にてしてもらい予防もしてもらう場合もあります。


2、胃と肝の調整  胃下垂がある方は内臓を圧迫しやすいので簡単に体調がくずれる方があります。
         その場合は胃を上げていく治療をします。ほとんど痛みをなく胃をあげていきます。
 また肝は流れがよくなるようにてい鍼を用い刺さずに擦るように鍼することで反応をとっていきます。


3、ストレス除去      主に鍼によって反応の強いツボに打つことでストレスを軽減していきます
特に後頭部や頚部や背部に鍼をうつことを意識しています。


4、頚と骨盤の調整  この2つのポイントは非常にバランスを取るのに大事にしています。
                 女性の場合ほとんどの方がゆがんでいるのでまっすぐに戻していきます。




自律神経の働きについて

自律神経とは元々私達が意識しなくても自動的に心や身体をコントロールする神経のことです。
暑くなれば発汗して体温を下げたり恐怖を感じると鼓動が激しくなったり安心すると仕事もはかどったり
普通の時はこの自律神経が正常に働き興奮したり抑制したりするのですが
何かの原因によって乱れて興奮しないといけなかっても抑制したりします。

活動や緊張では交感神経が働きリラックスでは副交感神経が働きます。
これらの神経がシーソーのようにバランスを取っていますが失調すればこのシーソーのバランスが崩れるのです。

どうして崩れるのか?
肉体的ストレスなら睡眠不足・勉強や仕事のしすぎ・・・
精神的ストレスなら人間関係、嫁姑、子育て・・・・
それに上にも書きましたがうれしいことでも環境が変わればそれもストレスになります。
冷え症の場合などは季節の変わり目などに体調をくずす方も多くみられます。

交感神経 副交感神経
呼吸 早く浅い 深くゆっくり
心拍数 増加 減少
血圧 上昇 下降
血管 収縮 拡張
汗腺 汗腺は閉じ汗は少ない 汗腺は開き汗が多い
胃腸 働きが鈍く 働きが活発
唾液や消化液 分泌が抑えられる 分泌が高まる
膀胱 尿がでにくい 尿がでやすい
筋肉 緊張 ゆるむ

自律神経失調症のタイプには以下の4つがあります。

1、体質タイプ
生まれつき自律神経の働きが悪く低血圧や立ちくらみのあるかたや虚弱体質など。
具体的な症状では胃腸が弱い、乗り物酔いしやすい、環境が変わると寝れない、生理が不順
冷え症、便秘がひどい、疲労が強い、季節の変わり目に体調を崩しやすいなどがあります。

2、ストレスタイプ
ほとんどがこのパターンであり日常生活のストレスが原因
感情を抑えたり肉体疲労が蓄積していき発症していきます。
具体的には子育てに不安、環境が変わる、家庭に問題がある、人間関係のトラブル
嫁姑問題、結婚妊娠出産不妊などの問題、転勤や引越しなどがストレスになる場合があります。

3、鬱病タイプ
慢性的に鬱病をもっていて几帳面で完璧主義者に多い。
具体的には休養がとれない、不規則な生活、睡眠不足、過労、冷暖房好き、パソコン関係の仕事
運動不足、感情を抑える、人づきあいが苦手、きりかえが下手などがあります。

4、ノイローゼタイプ
心理的な不安や葛藤などから機能を乱していく。神経質な場合が多い。


もしかしたらあなたの体調の悪さは自律神経が関係しているかもしれません。
病院にて検査済みの場合はぜひ東洋医学によって問題を解決して下さい。



◎◎◎◎◎ではここで要注意のことを述べます
日常生活を不摂生にすごし睡眠不足とか食生活の乱れなどや精神ストレスが多いがありそれでもって
胃が痛いとか頭痛がするとかいわれて自律神経失調症だということでくる方がいます。
いえいえ自律神経正常なのです。それだけ悪いことしていればしんどくもなりますよ〜〜〜〜。
その場合は生活を正すようにしながらリラックス治療をすればすぐに治るでしょう。
その場合はよもぎ蒸しや足ツボなどのリラクゼーション治療をおすすめします。

ですので自律神経異常というのは・・・

・すごく不摂生をしているのに特別なにも症状がでない方
(実は一気に病気になるケースが多く例えば突発性難聴とか顔面麻痺や
円形脱毛や無月経や不眠症やうつ病などに突然になることもあり注意がいります。)

・ほとんどストレスというストレスがないのに症状がでるかた
(敏感な患者さんに多く見られましていろんな環境の微妙な変化などについていけません。
大病にはなりにくいですが病気ガチであったり風邪を引いたりとか多いです。体質が弱い傾向があります。)





具体的な症状のでかたと病名は?

症状は主に2パターンあります。

心にでる場合
元々は喜怒哀楽などの心の変化は大脳辺縁系が脳の視床下部を通じて自律神経に信号を与えます。
でも逆に自律神経のバランスが崩れると大脳辺縁系に影響が及びイライラや不安などが現れます。
具体的には、おちこみ、イライラ、不安、集中力記憶力低下、無気力があります。

身体にでる症状
自律神経は身体のあらゆる器官につながっているので乱れるといろんなところに症状をだします。
ほとんどはその人の弱いところにでることが多いのも特徴です。
だるい、疲れやすい、不眠、眠気、食欲不振、ほてり、耳鳴、疲れ目、便秘下痢、冷え、生理不順
口の乾き、のどのつまり、動悸、めまい、発汗異常、肩こり腰痛、胃の不快感など・・・・


病名には以下のようなものがあります。
特定の臓器や器官に強い影響を及ぼすとその場所によって病名がつけられます。
緊張性頭痛、過敏性腸症候群、蕁麻疹、円形脱毛症、過呼吸、メニエール、膀胱炎
顎関節症、不整脈、喘息、更年期、つわり、マタニティブルー、月経前緊張、パニック障害などがあります。


当院でもまずは専門医への受診をすすめています。
まずは気になる症状がその原因があるかどうかを西洋検査により調べるのが先決です。
過去には甲状腺の病気があったり膠原病であったり癌の初期症状であったケースがありました。
検査にて異常がない場合は鍼灸にて治療可能ですがあまりにも精神症状が強い場合は
鍼灸より先に神経内科への受診をすすめます。薬などで調整してから残りの症状を
鍼灸にて緩和するほうが良い場合もありますのでまずはメールか電話にてお聞き下さればいいでしょう。





具体的な鍼灸治療法について

鍼灸治療ではまずは身体症状を軽快させていくことがポイントです。
ほとんどは身体症状がとれると自律神経が安定する場合がありますが
仮面うつ病のように身体症状を強く訴えていてもその裏には精神症状が
隠れている場合もありますので注意は必要です。基本的には首や背中の硬結をとることがポイントです。


具体的な自律神経失調症の治療法を説明します。
まずは仰向けで手足や腹部や頭部へ鍼をし10分ほどおいておきます。
鍼刺激はできるだけ弱めで痛みを感じないほうがいいので非常に弱く打つのがコツです。
その次にうつ伏せで背中と首のツボに打ちますがこれも軽めがポイントです。
時には背中などに温灸をする時もあります。冷え症の方には最適です。
もしくはてい鍼治療がおすすめです。刺さない鍼なので気持ち的にもリラックスする人が多いです。
また冷え症がともなえば温熱治療で温めるケースもあります。
効果を実感するのも早いので鍼治療は自律神経には非常に効果的なのです。
通常は2〜3回の治療にて変化を感じることができます。
変化を感じればあとは月1〜2回の定期的な治療を受ければなおいいでしょう。


自宅での養生治療に興味があれば温灸指導を中心におこないます。
温灸の臭いを嗅ぐことでリラックス状態にもはいれるので不眠にも効果的です。
規則正しい生活やバランスのよい食事や運動などもできるのならやってみてください。
ですが疲れてもやってしまう場合もありますがあまりがんばりすぎるのはよくないです。
リバウンドの原因になるので自分のできうる範囲内でやってみることです。
入浴や趣味などで発散したりストレッチやマッサージなども効果的です。
西洋薬や鍼灸治療を併用しながら上記のことをできる範囲内で行えば
少しづつですが改善していくと思われますので家族の方もご協力していただければと思います。


また身体症状もそれほどなくリラックスしたほうがいい場合などは鍼治療ではなく
よもぎ蒸しや足ツボでリラックス・デトックスされるほうがいいようにも感じます。

どちらにしても自律神経治療には東洋医学的治療が有効なわけです。






更年期障害や膠原病に対しての治療とは??


基本的に自律神経の治療とにていますがその違いを書いておきます。

更年期の場合は熱症状と上気症状があらわれますので
のぼせ感や微熱や動悸や不眠などがあらわれてきます。
メニエル症状などもあったり甲状腺もからんでいるケースもあります。
治療は腎系のツボを中心に自律神経同様弱めの刺激が有効です。
刺さない鍼であるてい鍼というものを用いてさするようにやっていきます。
上手に治療ができれば短期間で波にのりゆっくり改善していきます。

膠原病の場合は痛みや腫脹などを伴なうケースが多く
治療には自律神経の治療に加えて弱めにての痛み症状の治療を加えていきます
治療する姿勢も大事でうつ伏せは疲れることが多いので横位において治療していく感じです。
その後痛みの軽減をみながら免疫を上げるために温灸治療も加えていきます。
ゆっくりですがよくなっていくケースも多く治療のポイントは
毎回訴えられる愁訴を上手にとっていくことになります。冷えの改善も必衰です。
それに加えて線維筋痛症では痛みのでている部位を的確に治療していく事で
さらにリウマチの場合も関節の腫れを消していく鍼をしていく必要があります。



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