頑固な腰痛治療の紹介


ほとんどの腰痛には鍼灸治療が効果的です。皆さんも鍼って聞けば肩こりと腰痛って思うでしょうしね。
ぎっくり腰のほとんどはまず早期に改善しますし慢性の頑固なものははじめからしっかりとした治療をし無駄な治療をせず
じっくりと確実に改善していきます。さまざまな腰痛で長年お困りの方は当院にぜひご相談ください。
当院は坐骨神経痛・ヘルニアが専門領域でありますのでそれよりも簡単な腰痛はもちろんですが得意としています。

はじめに 腰痛の原因は?
腰痛といってもおこる原因には多々あります。

1、筋肉・関節性由来のもの
 脊中起立筋による障害を基本に脊椎周辺の筋群や大腰筋なども関係します。
ます鍼灸治療が100%適応となるでしょう。
簡単なものはギックリ腰など急な筋肉の痙攣などは1度の治療で治ることが多いです。
少しひどめの場合は悪い姿勢などからくる慢性の筋肉の固まりが原因になり
もっとひどくなれば坐骨神経痛まで発症していったり背骨を異常にゆがませ
なんともいえない頑固な腰痛にまで発展するケースがたまにみられます。
このケースまでくればなかなか大変ではじめは筋肉の硬縮が背骨をゆがませていたが
悪循環で背骨の異常なゆがみがさらに筋肉を硬縮させてしまいます。
ここまでくると治療は1ヶ月の期間をようする可能性が強くなります。
ですのでなるべく腰痛はギックリ腰になったらすぐに治療して治すか、
姿勢が悪い段階であり何度も腰痛が繰り返すことがない段階で
治療を受けられることをおすすめします。この段階なら1〜3回で終了できるでしょう。

2、脊椎・脊髄性由来のもの 
椎間板ヘルニア  脊柱管狭窄症  変形性脊椎症 など
多くの原因が考えられその多くは若年者ならスポーツか仕事が原因であり
中年者では運動不足や筋力の拘縮や悪い姿勢などが原因であり
高齢者であれば老化による骨の変形があげられるでしょう。
筋肉性に比べると完治率は下がりますが数回の治療でよくなることも少なくはないのです
これにはそれらの骨の状態が必ずしも腰痛の原因になっていないことがあげられます。
背骨が変形すると同時にもちろん筋肉も萎縮・硬縮するからです。
つまり完全なる悪循環でしてこの硬縮がさらに変形を生む可能性があるのです。
ですので筋肉を緩めるだけで痛みがなくなったというケースは非常に多いので
なるべく早めに鍼灸治療を受け痛みを少なくすることが大事になります。
もちろんそれによりさらなる変形への予防も可能かと思うのです。


いつ再発するかわからないので完治後はなるべく姿勢などに注意して
筋力を鍛えることが必要でしょう。仕事が忙しくなかなか自分で予防ができない場合は
定期的に月1程度で当院に通院されることをおすすめします。

まれに骨折で来院する方がいらっしゃいます。
多くは脊椎の圧迫骨折か肋骨骨折です。
圧迫骨折では高齢者の骨粗鬆症の方に多く転倒したりくしゃみをするだけでという方も
いらっしゃいました。クシャミで骨折は意外に多いのです・・・・。肋骨骨折ではスポーツ等の打撲が多いです。
これは鍼灸の不適応になりますので早急に整形へいってください。
骨折完治後に腰痛がまだ残っているようなら鍼灸治療をまたお受けください。
圧迫骨折後の違和感に関しましてはお灸が非常に有効で1度の治療のみで灸点をつけ
自宅でのお灸治療が可能になりますのでぜひおこしください。

3、内臓性由来のもの
腎臓結石  尿管結石 大動脈瘤 子宮系 悪性腫瘍(骨癌、白血病)
これらはどれも鍼灸がメインの治療にはなりえません。
ただし医師の診断・治療のもと併用することは可能であります。
当然鍼灸で完治することはほとんどありませんので鍼灸だけで治療したいといわれましたら困ります。
あくまで痛みのコントロールがメインになります。

4、精神的由来の腰痛(自律神経失調症・うつ病)
さて上の理由だけでなく精神的なものが原因での腰痛もあります。
しかし精神的なものだけの原因では腰痛になりにくいと感じています。
例えば腰痛歴が長く精神的にも参ってしまう場合などは腰痛が原因で
さらに精神的に参ってしまってうつ病と診断され当院にやってくる患者さんが多いです。
この理由としては整形外科ではレントゲンなどの画像のみで腰痛の
レベルをはかる事が多くそれほど脊椎がひどくないなら痛みも少ないのではと考えています。
でもほんとに痛いんだと訴えればそれは精神的なものではないか?ということで
整形では神経内科への受診をすすめるようです。
当院ではその多くの患者さんの腰痛の原因は筋肉が異常に硬縮したものが
原因ではないかと推測しています。異常な硬縮は2〜3回の治療では
なかなか好転しませんが4〜5回程度治療すると半分以上痛みがとれることから
原因不明で神経内科を受診されている頑固な腰痛には
ぜひ4〜5回程度の鍼灸治療をお受けになられますことをおすすめします。
またその方の多くの方は敏感な方が多くさする程度のてい鍼治療のほうが効果的なようです。
パニック障害や自律神経表現性障害や適応障害などが該当します。
逆にしっかり打ったほうがいいものとしては膠原病などの免疫疾患であります
線維筋痛症などは中国鍼を使うケースもあり腰痛になる理由はさまざまです。



さてあなたの腰痛の原因・タイプはわかりましたか?







頑固な腰痛に対する鍼治療の紹介

何年もの間治らない腰痛はほとんどの場合的確なツボにあたっていないことを指します。
日本で学ぶツボは中国で学ぶものと違い特に深いポイントではかなりの違いです。
特に臀部や大腿部の前側に痛みがあったり痺れるという患者さんは要注意です。
臀部・大腿部まで痛くなった場合はほとんどの場合慢性腰痛やぎっくり腰を放置していたことがあげられます。
ですのでギックリのようにすぐには治りませんのではやめに当院の適切な治療をお受けください。

腰痛治療で大事なことは上記の4つの原因のどれかを上手に選び出し治療法を決めることです。
筋肉や関節が原因ならその部分まで針を刺したり自律神経が原因であればお腹にもうったりします。
つまり患者さんによってまったく腰にうたないで治療することもありそれが腰痛治療の難しさであると感じています。
つまり100通りの腰痛がありそれぞれ治療法もまったく異なるという感じです。
すんごい太い中国鍼からまったく刺さないてい鍼治療までいろいろあるのです。

広島市の腰痛なら松鶴堂鍼灸治療院 中国で使われるツボについて


解剖的には奥に広背筋や腸肋筋などが存在しています。
鍼は悪いほうを上の横向きにして刺します。
通常は脊中起立筋や臀部の筋肉も打っておきます。
短ければ20分。長ければ40分まで置鍼しておきます。





ギックリ腰の治療法

ぎっくり腰は早期の針治療で治せ!!!

ぎっくり腰は早期で治す事が大事の本当の意味は・・・

ぎっくり腰は癖になりますのでなるべく痛くなったら2〜3日以内に治療をお受けください。
特別ヘルニアなどがないものなら通常は1回で治すことができます。
こう書くとまったく治ってしまうと勘違いされそうですが痛みが取れるという意味で
組織的損傷は回復までに数日かかります。1度針をしておくと組織の悪い部分が治るので
坐骨神経痛になったりヘルニアがでることを予防できます。早期の治療でその予防ができますのではやめに相談下さい。

慢性期と違い急性期の治療のポイントは悪い筋肉に的確にあててそのまま置針が有効です。
置針してる時は重いので患者さんに苦痛はありますが15分ほど置いていれば軽くなってきます。
そしたら少し針をぬきさらに置鍼します。また響いたポイントにお灸をしたりもします。
置鍼時間は20分ほどです。上海の病院ではたいていはこのやり方をおこなっていました。

脊柱起立筋の急性腰痛は隔愈〜肝愈付近やや次寥あたりの穴への鍼が特に有効です。
急性の椎間関節性、またその周辺の筋肉群には該当する夾脊穴への鍼が有効です。
深い筋肉(大腰筋や腰方形筋)ではわりかし長めの深めの置針が有効であると思います。
また筋挫傷なら浅鍼で単刺をして直接灸をします。
腰から脇にかけて痛いのならなら帯脈穴を使って外関や陽陵泉など遠隔取穴も用います。
ギックリ腰の治療は即効性は非常にありますのでまずほとんどのぎっくりは早期で治ります。



ギックリ腰程度の病気は1回で治せ!!と中国の老師にいわれました。
当院でもギックリ腰はほとんどが早期にて治っていることから痛くても自力で歩ける状態であれば
ぜひ鍼治療をお受けになられることをおすすめします。また最近は鍼の嫌いな方にも
上手に鍼ができるようになりました。コツがありますがそれほど痛くなく治療できます。
鍼の嫌いな方も安心してお問い合わせください。治療前に鍼が嫌いといってもらったらいいです。



1回で治らないタイプのギックリ腰

はっきりとした強い外傷(筋断裂)がある場合は浅鍼、皮内鍼を多く施すと良い感じです。
これにはRICE処置が有効かと思います。この場合は1回で治すなどの即効性には期待しないです。
このポイントは自力で歩けるかどうかなので自力でほとんど歩けないなら当院へはこないほうが無難です。
以前タンカではこばれてきたケースが一度だけありました。その時はうまいこと治りましたが危険ではあります。
また筋肉痛は2〜3日後にでる場合もありますので強い運動の後の治療は危険ですので鍼をしないほうがいいでしょう。

 




非常に頑固な慢性腰痛の治療法

頑固な腰痛とは1年以上腰痛で苦しんでるがわりかし体力もあり仕事もできるのだが
いろんな治療をしてもどれも初めはいいがだんだん効きが悪くなるというものです。
そんなこんなで治らず何年も経ってしまってもう治すことをあきらめている患者さんがいます。

確かにこの状態では1度では治ることはないですが4〜5回の治療を受けることで痛みが
取れていくこともしばしばあります。
さて実際頑固な痛みにどう針をするかを紹介します。

痛みのでる姿勢にて針を打ちます。腹臥位か座位が多いです。
直接痛みのでているところに打ち中国針の手技療法をおこないます。
おもに上海の地段医院でおこなわれている手技をおこないます。
具体的にどのような手技かは文章で書くことは難しいのでひかえますが回旋とジャクタクの手技に似てます。
それによって固まった筋肉のシコリをほぐしていきます。針になれていない方にやると脳貧血に
なりますので注意をしながらおこないます。またもう一つの方法として身体を動かしながら針を打つこともあります。
例えば頭や手に針を打ち腰を動かして痛みを取っていきます。
この場合は立ってもらってやることが多いです。痛みが弱くなり即効性があります。
よく響いたツボには灸点をおろし自宅で灸をしてもらいます。(せんねん灸)
遠方の場合で通院が難しいなら灸点を下ろし自宅でせんねん灸か中国灸をしてもらいます。
直接灸は熱いのですが本当に困っているのなら自宅での灸を試してみてもいいと思います。






中医的には


頑固な腰痛はおもに2種類が考えられます。
悪血や寒湿が関係している実症
腎虚が原因の虚症

上の刺針法をした後に補助的に以下のやり方をとりいれます。

寒湿性の腰痛の場合は遠赤を用いて上から温めます。
ツボは腎愈、大腸愈、次寥などを加えます。
腎虚性の場合は置針のときに灸をいっしょに用います。
ツボは志室、命門、澤田流太渓に灸をおこないます。


どちらにもいえることですが、
ポイントは深く刺針して長時間刺すことだと思っています。
虚にも寒にも血にもそのほうが効果的ではないかと思っています。
また頑固の場合はそこに1箇所のみ通電をすると良いかと思っています。
私の経験上何箇所もするより1箇所のほうが効果的かなと思っています。
当然その1箇所は1番悪い(反応のある)ツボということになります。


ちなみに中国では長い時は1時間も置鍼をしていました。
あまりにも長いので患者さんは寝てます。当院では30分を限度にしています。
日本人にはどうも長めの置針は疲れるのではないかと思っています。



鍼灸が不適応である腰痛

この方法は非常に優れた方法ではありますが当然100%治るわけではありません。
急性の場合は骨折や結石や化膿性のものもあるでしょうが
慢性では以下のものに注意すべきではと思います。

ガンの脊椎転移・・・ガンが腰椎に転移すると椎体椎弓の骨破壊が生じ持続的進行的な
            腰痛が起こります。安静時痛・夜間時痛があり安静でも経過しない
場合は1度しっかりと精査すべきかと思います。

内臓性腰痛・・・消化器、泌尿器、婦人科疾患から腰痛を引き起こすことがあります。
     腹痛、排尿異常、不正出血などがあれば注意が必要です。
           
私のとこでは尿路結石、子宮関係の病気が多かったです。
当然鍼灸では完治しないので病院にて精査すべきです。







腰痛と勘違いして来院する方に脇腹の痛みとお尻の痛みがあります。
このタイプの痛みは長期的になることが多く普通の腰痛の方よりも多いような錯覚を受けます



肋間神経痛、股関節痛(変形性股関節症)について

よく患者さんが腰痛だと感じて来院するなかに脇腹が痛いというのがあります。
その多くは腰痛でなく肋間神経痛であります。
また腰の痛い部分もどちらかといえば腰より上の背中よりのほうに痛みが集中しています。
治療のポイントははおもに胸や脇腹が痛いとしても背中のツボになります。
坐骨神経痛の治療点が臀部であるのも一緒の理由で痛いところが悪いのでなく
上で神経を圧迫しているのでその下が痛くなるのです。
東洋医学にも下の病は上でとれというものがありますがそういう理由です。
肋間神経痛は坐骨神経痛や三叉神経痛よりも簡単に治ることが多いです。
ただしヘルペス性神経痛ならある程度の痛みはとれても完治はしにくいので
今後定期的な治療が必要になることがあります。

また逆に腰痛といってお尻が痛いという場合があります。
その場合は股関節周囲が悪い可能性がありますので
治療のポイントは大転子周囲はもちろんのこと腰の大腰筋も狙うとよいです。
股関節痛もほっておくと変形性股関節症になり手術しないといけなくなるので
ぜひ針灸治療をお試し下さい。早期であればかなり回復できます。



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