小児疾患の小児鍼治療
夜なき、かんむし、アレルギー、おねしょ、小児喘息、アトピーなどの小児はり治療

赤ちゃんには刺す鍼ではなく刺さないさするだけの小児鍼が有効です。
可愛い赤ちゃんが健やかに健康にすごせるようにぜひ小児針をためしてみてください。
あてるだけの刺激ですからもちろん衛生的にも安心で気軽にお試しいただけます。
上手に小児はりをすれば2〜3度の治療でその効果を実感していただけれると思います。
ぜひ結果をご期待ください。赤ちゃんの笑顔をとりもどせるよう努力します。




患者さんからのたより

>> 岩崎先生
>> 小児はりのことでご相談でメールをさせて頂きます。
>> 9ヶ月の子供を持っている母親です。
>> 最近になり、ぐずることが多くなり、ぐずると大きな声をたてます。そんなにひどい方ではないのかもしれないのですが、
>> 子供もつらいようなら一度小児はりを試してみた方がいいのでは・・・と考えています。
>> また、私もそのぐずりなどによっていらいらする時があります。ちなみに帝王切開で産んでいます。
>> 子供は生まれたころから、寝る時間が少なく、ほとんど泣いていることが多く、
いつもごそごそしていて落ち着きがありません。まだ小さすぎるかなと思い、今日に至りました。
>> 治療していただくかどうか、お話をきいてから決めてもよいのでしょうか?
>> 一度治療をするかどうかも含めてご相談に伺うことは可能でしょうか?


治療では軽めの小児はりをしました。
結局一度のみの治療だけで・・・
そして何ヶ月かたったあとにメールがきました。


>> その後、子供の方は少し落ち着きました。
>> 効果覿面だったのでしょうか・・・。
>> 私の方は時間を見つけてもう一度伺いたいと思っています。


1度だけでも効果的なんです
カンムシによる来院では全患者さんの7割以上は1度のみの来院ですんでいます。


院長考察

はりと聞くとやはり刺すイメージが強いのか?治療を躊躇するお母さんが多いと思います。
でも実際は刺しませんし皮膚を叩いたり摩ったりする非常に優しい治療なんです。
100パーセント怖がる必要性もありません。
赤ちゃんを診るポイントは二つ。かんが強いか弱いか。
カンが強い子はおでこに静脈が浮いていたり髪の毛がたっていたり眉間が青かったり
してよなきがひどかったりおちつきがなかったり噛みついたりあばれたりとかします。
弱い子は顔色やおでこが青白くなり風邪をひきやすく免疫力が弱い感じです。
そのカンの強弱に応じて小児はりを上手に使いこなしていきます。

またお母さんの治療を一緒にやると効果的です。
お母さんの不機嫌を1番感じるのは赤ちゃんです。
それでよなきがひどいという悪循環がうまれることがあります。
つまり赤ちゃんはなにも悪くないのですね・・・
それで子供のカンが強いのでといわれたりするとこちらも困る事も・・・
お母さんの状態をよくしないと赤ちゃんの気分は治まらないので・・・
このケースの赤ちゃんほどかわいそうな事はありません。
ですので赤ちゃんを治療してからお母さんをしっかり治療することで循環をよくすれば
良い効果を期待できます。その場合はお父さんの協力が必要ですがよろしくお願いします

お父さんもたびたび夜なきで起こされるのはなれていなくつらいのか
お父さんが奥さんに治療に行ってくれと頼むケースも多いようです。
それだけよなきというのは通常の音量ではないので病気があるのではないのかと心配で疑うほどです。

私も下の子のよなきにはまいりました・・・
治療をして3日目には治りましたが・・・
あれが1ヶ月も続いたとしたら・・・狂うかも・・・
鍼灸師で良かったなと思う瞬間です。奥さんからも尊敬されて一石二鳥(笑)




小児はりとは?

小児はりは以前から主に関西でおこなわれていた治療法なのです。
おばあちゃんとかが孫を連れてくるというのが多かったのですが
最近ではあまりそういう話を聞かなくなってきました。
最近は核家族ですし若いお母さんは小児鍼の存在すら知らないことでしょう。
0〜6歳までの場合は手足や背中などをさするように治療していきます。
針と書いていますが刺しません。あてたりこすったりなでたりするものです。
(ただし小児麻痺や難聴や顔面麻痺などでは親の同意がありましたら刺す鍼もします。)

鍼で叩いたりこすったりするので皮膚が赤くなることがありますが鍼は刺入もしないですし出血もしないので
皮膚が赤くなっていたとしても感染の心配はまったくありませんので安心してください。


当院では主に夜なき、かんむし、アレルギ、おねしょアトピー、てんかん、小児麻痺、筋性斜頚の治療を主としています。



院長体験談
スリスリとトントンを使いこなし我が子への小児治療

院長岩崎には3歳の長女と1歳の長男がいます。
上の子はどちらかといえば呼吸器が弱く風邪をひきやすいです。
下の子は病気はしにくいですがよなきがひどくなかなか寝てくれません。
そこで妻からよく小児鍼の依頼を受けます。
仕事で疲れた身体に鞭打って我が子への治療をしています(^^;;)

上の子にはスリスリといいまして主にテイシンという棒のような針を使い
撫でていくように治療していきます。わりかし刺激に敏感で痛みを感じるようで
できるだけやさしくスリスリするように心がけています。
そうすると気持ちが良いのかあくびをしたりしています。
治療周期は調子が少し悪いかなという時におこなっていますので不定期です。

下の子にはトントンという集毛針という鍼で叩くようにしています。
夜泣きの場合は多少刺激が必要です。
治療中は嫌がり軽く泣くことがありますが夜はぐっすり寝てくれるので
妻から3日に1回は治療しろ!!との強い依頼があります。

そのおかげさまもありましてか小児鍼がかなりうまくなってきたなと思っています
子供たちのおかげで成長したようです(笑)

広島市の腰痛肩こりなら松鶴堂鍼灸治療院/トップ 小児に対する針は左のような針を使います。
一番左はローラーのようにして背中を刺激します。
左から2番目はツボにあてて使います。
3番目は転がすようにして使います。
右はさするようにして使います。
どちらにしても刺しません。
ですので接触針とも言います。
よって安心して子供への治療ができます。
広島市の腰痛肩こりなら松鶴堂鍼灸治療院/トップ 赤ちゃんに実際に小児針をしています。
このこはカンムシと夜鳴きに対してしています。
擦るだけの針なので感染の心配もありません。
皮膚が赤くなるまで擦ると効果があります。
この写真は背中でしていますが手足にもやります。






小児針Q&A


1、年齢によって治療法は変わりますか?

中国では小児針ではなく小児スイナといってマッサージをします。
最近ではベビーマッサージとして育児書に良く書かれているからみなさんも知ってると思います。
私の経験ですがマッサージは0〜1歳までは有効なようでして1歳を過ぎたら効き目は弱まります。
0歳時の夜泣きや便秘などにはぜひまずはマッサージを覚えてください。

1歳を過ぎた後のよなきは絶対小児鍼ですね。
マッサージでは効果は弱ります。スリスリトントンをくしします。

2歳になるとトントンよりもスリスリを重視します。

3歳になったら小児とはいえ大人と同じような感覚でツボを刺激していくほうが効きます。
また灸も効いてきます。風邪・下痢のお灸は必衰です。
もちろん刺さずにさする針でじゅうぶん効くのですがツボをいしきしないと効かないので
自宅治療の限界があるかもしれません。


2、2〜3回でいいという事ですが心配です。

当院では小児治療は自宅でおこなうを基本としています。
ですので2〜3回をとおしてスリスリとトントンを教えていきます。
この技を覚えると治療院に来なくても自宅にて継続治療が可能です。
ただし夜なきやおねしょ程度の治療という事です。
ぜひお母さんお父さんはこれを学び赤ちゃんのしんどい症状を治してあげてほしいです。


3、我が子は弱いのですが予防はどうお考えですか?

また希望される場合は予防の灸を月1度おこなっています。
身柱と呼ばれるツボに直接1〜3壮のお灸をします。
免疫が弱くて虚弱体質の子供さんにはおすすめです。
軽めの小児はりをしてからお灸をします。
途中で消すのでほとんど熱くはないのであとがつきません。



小児疾患治療

◎カンムシや夜鳴きや奇声や噛みつきなどの治療

特にどこも悪くはないのですが不機嫌でキーキー叫んで夜もなかなか寝ず
ぐずぐずしている症状を指します。病院に行ってもなんの異常もなく寝ないでわめくので
最近ではお母さんがヒステリックになり幼児虐待の1つの原因になりうることもあります。
それによってさらに赤ちゃんも心身のバランスをくずしストレスを受けます。
小児針はそういうストレスをぬきますので治療後赤ちゃんはおちついた感じになります。
非常に悪循環の原因になっていますので早期の治療をおすすめします。
もちろんお母さんの治療もすすめます。

◎夜尿症の治療

当院で1番多い小児疾患はおねしょ(夜尿症)です。
当院だけでもけっこう来るのだからおそらくおねしょの子供はかなり多いのでしょう。
でも実際は10歳くらいになってそれでも治らないから治療にきたという頑固なものが多いので困ります。
理由で多いのは修学旅行が1ヵ月後にあるから治したいというものですが
正直逆にそういう状況を作るのは子供さんにさらに強い圧力を与えてしまいます。
そうなる前にぜひ治療をはじめていただいたほうがいいと思います。
楽しい修学旅行がおねしょのためにつらい思い出にならないように・・・
できるかぎり小さい段階(3〜6歳)で治療をされるとよいのですが・・・
おねしょは病気であるという認識を強くもち5歳以上ならば治療に通うべきです。
適切な治療をお受けください。それにあわせて針治療を加えるといいでしょう。
針治療の目的は膀胱に尿がたまると通常は脳が覚醒しトイレに行きたくなります。
膀胱と脳にかけての伝達が上手くいかないことが多いと東洋医学では考えています。
その流れをよくするために針治療はおこないます。それによって夜間におねしょを
することが少なくなってきます。非常に効果的な治療法です。
できればお灸を併用すると効果的ですので自宅でのせんねん灸治療もすすめています。

◎小児喘息・アレルギーの治療

まずは成人に対するアレルギー治療を参考にください。

さて小児では成人と同じような治療はしません。
刺激もソフトで痛くなくおこないます。温かいお灸を背部におこなったりします。
鍼も刺さずになでることが多いのですが咳がひどい場合は腕のツボを1つ使う時もあります。
当然ですが西洋医学が主で東洋医学・鍼灸は補佐的なものと考えていて下さい。
眉間を中心としたおでこあたりが青白い子に多いように思います。
このあたりの血色がよくなってくれば効果がでていると思ってください。


◎アトピー性皮膚炎

最近は非常に当院でも増えてきました。
大人ももちろんのこと小児のアトピーも多いのです。
小指のツボを刺激するという方法や背中の背筋を強くさする
などの方法をおこないまたお灸も使えれば使います。
イライラしている子供が多いので肝経を中心とした治療をおこないます。
もちろんですが西洋医学の併用が大事でほとんどの場合治ってきています。


◎脳性麻痺、顔面麻痺、神経麻痺治療について

上海での研修先である曙光病院で小児麻痺治療の治療を学びました。
また同じく上海の岳陽病院では小児斜頚の推拿治療を学びました。
これらの疾患には打つ鍼による治療が有効です。
ですが小児ですので日本鍼でおこなっています。できるだけ痛くないよう治療しますが
少しは痛みをともないます。泣く子もいますがそれでも針を当院では打ちます。
ある程度の刺激がないと効果がないからです。小児には少し刺激が強いですが
脳性麻痺、顔面麻痺、神経麻痺などに困っている場合はぜひ鍼灸治療を受けられる事をすすめます。
治療を重ねることでしないよりは絶対良くなっているだろうと思わせるだけの回復を見せる子も多いです。
脳性麻痺の治療を週1ではじめ半年後には病院で20パーセントの回復をみたという症例もでています




産後・育児のお母さんの治療

多くの場合妊娠産後をとおして骨盤がゆがみます。
またそのゆがんだ状態のまま育児がはじまるのでゆがみが強くなったり筋肉が硬直していきます。
それによる肩こりや腰痛や膝の痛みが非常に多く見られます。
いえるのはみんな運動不足であることです。育児で大変で自分の時間が持てず
美容院ですらなかなかいけない旦那の協力も少なければさらに病状はすすみます。
またそのストレスはお子さんにもうつりましてお子さんのカンムシもさらに強くなることでしょう。

これもいわゆる悪循環状態です。
まずお母さんの治療が必要です。お母さんがストレスが多ければ良い育児はできません。
お母さんが治ったら子供さんのカンムシもずいぶんと弱くなることに気づくのは時間の問題です。
ですので子供さんの病気を治す前にお母さんの症状や考え方を治さないといけないのですね。

筋肉を緩めて骨盤を整えることで肩こり腰痛だけでなく腹部の悪血の循環もよくなり
それによってホルモンも良くなるので是非にとすすめます。特に帝王切開されているお母さんは必要です。

腰痛・背部痛・腱鞘炎・不眠・倦怠感・イライラ・冷え・生理がこない・皮膚炎
産後はさまざまな症状が出ますので漢方蒸しを中心とした治療をすすめます。

 


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