老人性疾患の鍼治療
老化性疾患に対しての鍼治療を御紹介します。



高齢者に対する鍼治療について

障害をもってしまった高齢者や心身が虚弱になってしまった症状に対する軽減を主におこないます。
日常生活がしやすくなったり生活の質を向上する事が治療の目的になります。
その中でも当院が目標にしているのは寝たきり予防です。
そして女性では膝を中心とした下肢の状態男性では腰を中心とした背骨の問題が基本です。

歩くという行為が自立を促し自分で好きな事ができるようになります。

鍼治療で大事な事は痛みの緩和です。痛みがないと歩くのも楽になるからです。
ですが筋肉も萎縮して強く硬縮していますのでリバウンドがでないよう治療をしなければなりません。
私見では刺激を強くいれればいい場合と弱くしないといけない場合がありますが、
これは経験上まずわかります。お灸もできるなら直接灸をして自宅でも痛みのコントロールができるよう指導します。

大事なのは丸くなった腰や背中に対する処置をする事です。
パーキンソン病でもそうですが円背になっているかたが多いです。
ですので隔愈から次寥までのツボに針を長く置くことで筋肉を緩め
背中を伸ばしていきます。そのあとお灸をする事でさらに伸びます。

そうして姿勢を正した歩行をおこなってもらいます。何度かそれを繰り返す事で
1ヶ月ほどで症状が緩和してくる場合が多いです。あせらずじっくりと取り組む必要があります。




痴呆予防に鍼灸
(頭部への刺激が有効であると感じています。主にパーキンソン病と同じ治療となります。)

年をとるにつれて恐いのは先ほど話した足腰の弱りです。
それともう1つは痴呆ではないでしょうか?足腰は使わないと弱くなるので
散歩などをして筋力が低下するのを防ぎます。頭も一緒で使わないと脳細胞は
低下していきます。ですので考えたり想像することを多くおこなう必要があります。
鍼灸ではパーキンソンや脳卒中後遺症の治療でも紹介しましたが
頭部への針治療が有効になります。頭部を刺激することで代謝をよくし脳血管の
流れをよくしていきます。鍼灸治療を受けながら日常生活で脳をたくさん使うようにすれば
相乗効果で痴呆予防が可能であると感じています
またそれ以外にもイチョウの葉にも
痴呆予防効果があるのも知られており食事にも注意されるとさらに効果的でしょう。






中高年になったら鍼灸を・・・

車でも家でもなんでもそうですが上手に使うと長く使えるものです。
人間の体も一緒で長く使うには上手にメンテナンスをしなければなりません。
筋肉や骨などの外の問題や成人病でいわれる血管内臓の問題どちらも
上手にメンテナンスをおこなうと長く動いてくれます。
よくいわれるのに老化であるとか年だからといったことを聞きますが
いくら老化であっても使いようによっては長く使えるのです。
老化のせいにする人ほど体を上手に使っていない人が多いようです。

寝たきり予防、成人病予防にぜひ鍼灸を試してもらい体の修繕をおこなっていただきたいと
思っています。また小さな病気を早期に治療することによって
老人施設で一番弱かった患者さんが治療してたからか?風邪をひかなかったり
することもあり予防だけでなく鍼灸は小さな病気の時に治療できるという強みもあります。
確かに年をとっていれば若い人に比べて自然治癒力はおちます。
ですが少ないとはいえゼロではないのです。
鍼灸治療などを利用し自然治癒力の底上げをしていただきたいと思っています。





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