鍼治療について
針治療には刺す針と刺さない針があります。
簡単にいえば皮膚をやぶるかやぶらないかでしょう。
針治療を受けてはみたいが刺す針はこわいという問い合わせはあとをたちません。
おそらく今後も多くなっていくことでしょう。
刺す鍼はまったく危なくありませんがそういう固定観念はそうそう変わる事はないと思います。
ですので当院ではまずは刺す針と刺さない針を選択できます。
希望がありましたらぜひ電話かメールでの予約時にお知らせください。
1、刺す針について
通常の鍼治療に用いる針は直径が髪の毛ほどの細さで
せいぜい蚊に刺される程度の痛さです。実は針ってもっともっと痛いと思っていたという方がほとんどです。
また、鍼で肝炎やエイズに感染しないか?という質問をたまにされますが、
当院で使用するハリは使い捨てによるものを使用しています。
これで針から感染する可能性はまったくなくなりますので患者さんも安心して治療を受けることができます。
逆に鍼の好きな人とか症状が強く強い刺激を希望されましたら中国鍼を使うケースがあります。
これは痛いですが痛くてもいいという患者さんにしていますのでご安心ください。
よって当院では鍼の嫌いな方への弱い刺激の鍼から針のたくさんできる人までいろんな患者さんの治療をおこなっています。
かなり痛い中国バリからさするだけのてい鍼治療までかなり幅広い刺激が可能な鍼治療を提供しています。
2、刺さない針について
ただし少しでも痛いのがいやだといわれましたら無理には刺す鍼はおこないません。
平成19年9月から新しく刺さない針でありますてい鍼治療を開始しました。(当てたり、押したり、さすったりします。)
自律神経失調症・更年期障害・メニエール病などを中心に痛みに敏感な患者さんや以前鍼でしんどくなった事がある患者さんに適応しています。
てい鍼治療を希望されます場合は予約時にお知らせください。小池先生と院長が同時におこなうパターンがあるからです。

左から刺さない針でありますローラー鍼です、てい鍼、円鍼、ザン針です。
これらが刺さない針といわれますもので

これはツボに対してさすっている様子です
もちろん刺さないのであんしんしてうけられます。
上は赤ちゃんにやっていますがもちろん大人にも有効です。
3、針治療の効果について
★鎮痛効果 刺す針が有効な場合が多いです
鍼を打つ・あてることによって痛みが止まる、軽くなる、楽になるといったことが針の一番の効果でしょう。
鎮痛作用は、ツボに鍼を打てば、その刺激が脳や脊髄に命令を送り、
脳内モルヒネ様の物質を分泌させ、それらによって痛みがやわらぐのではとされています。
近い将来かなりの部分が科学的に証明されてくると思います。
脳内モルヒネとは人間が自分自身で作り出す鎮痛剤です。
★ 自律神経機能ホルモンの調節機能 当てる針が有効な場合が多いです
鎮痛効果以外にも、針にはまだまだ大きな効果があります。それが自律神経の調節です。
おもに鍼治療によって交感神経は抑制し副交感神経は興奮するといわれています。
私たちがよく針を打って患者さんがよくなる裏にはこういうことがあるのです。
中国医学では虚実・陰陽を調整するといわれています。
つまり、全体調整を行うことができるということです。
鎮痛作用は、針だけでなく、マッサージや温熱療法、電気治療などでも効果がありますが、
全体調整いわゆる自律神経を調節するのはを針灸刺激が一番ではないかと思っています。
また、副作用がありませんので安心して受けられるのもいいですね。
★免疫系への効果 難病に鍼灸
中国では西洋医学と東洋医学を融合させてさまざまな治療に取り組んでいます。
当然難病の場合は西洋医学が中心となります。
補助的に東洋医学による治療をおこなうことにより、
いろんな症状が取れてくることは、よくあります。
生体防御を司るNK細胞の働きが鍼や灸で活発になることから免疫が強まり
病気に対しての抵抗力が増えるのです。また灸には白血球数を増やす効果があります。
ですので難病にも効果があるといえます。
日本でも医師の指導のもとで、東洋医学の治療ができるようになれば、
非常にすばらしいことだと感じています。
4、鍼治療による反応及び副作用について
治療後、一時的に色々な症状が出てくることがあります。
これを漢方では瞑眩(めいげん)といって、
むしろ効果の現れる証拠とされていますから心配ありません。
2〜3日後には良い結果を期待できます。
また、薬のような習慣性や副作用はまったくありません。
体の不調が回復する時間は、病気の種類と体質に左右されます。
1回で治るものもあれば、年単位で治療しなければならない場合もあり様々です。
治癒するまでの期間は人それぞれであってメイゲンがあるからといって鍼・東洋医学はあわないということではありません。
西洋医学でもまずは薬をあわせることからはじめるのと似ていると思います。
つまり、刺激量を調節する事によりしんどくなる症状を抑える事ができるのです。
敏感な患者さんほど実は針はよく効きます。よく効きすぎるのです。
ですから非常に治療をやめるのはもったいない。
今一度当院で弱めの刺激で治療を受けてみてください。
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